サイドポケット付き マチの作り方
マチの作り方 続編

サイドポケット付きのマチのぬい方です。

ポーチ以外にも、バッグのマチにポケットをつける場合など
色々 応用してみて下さいね

ここまでの作り方は コチラ



ポケット口の部分を裏布と中表に縫い合わせて、ポケット口を折ります。

ポケット口の部分にレースを縫い付けます


レースのモチーフ&ネームタグも つけました。

裏布とキルト綿を「スプレーボンド」で仮止めします。
裏布とキルト綿は ひとまわり大きめに カット

縫い代部分に キルトラインの印を入れ、ヘラで線を結びます。
スプレーボンド 接着方法

へらの印の入れ方


今回は ミシンキルト専用のアタッチメント を お持ちでない方に
おススメの方法です

ホームセンターや100円ショップにもある「サンドペーパー」
木などを磨く時に使用する、紙やすり

あまり粗い目はちょっと不向き。センイに ひっかかったり、傷がつきます。
使用しているのは#180 ちょっとザラザラした感じ。
目が細かすぎるのも固定されずに動いてしまうので不向きです。
切り口が歪まないようにカッターナイフで まっすぐにカットします。

ザラザラ面を布に当て、紙のキワを縫います。
こうして縫うと布が伸びないので、仕上がりがキレイに縫えます


キルト綿をはさんで直接ミシンで縫うと、押さえ金に押されて
バイアス方向なので 布がどんどん伸びます


縫い始めは中央のラインからスタートします。
最初は返し縫い、端まで来たら方向を変えて続けて縫います。

紙は縫わないように・・・
縫ってしまった時は無理に引っ張ると? 糸が伸びたり切れたりします


片側の方向を縫います

最初と最後は必ず返し縫い。幅が怪しいと思う時は、早めのやりなおしがお勧め


別方向も縫い始めは中央からスタートします。
サイドから縫うと?どうしても中央の位置がズレやすくなります


普通の押さえ金でキルティングをすると、布がねじれたようになって縫うのが大変ですが、
サンドペーパーを使って縫うと ラクチンです



外回りの縫い代部分にもミシンをかけます。
外回りもミシンで続けて縫うと 押されて伸びます

2~3目縫って針を上げ、糸を引っ張って少し先へずらし、また2~3目縫う。
この繰り返しで進むと周りが伸びずに縫えます


余分の布をカットします

袋布を重ねます。両端が少し飛び出している部分に ご注目



以前、レースのつけ方の時にも説明しましたが、縫い代の浮き分
今回はキルト綿も入っているので、当然・・・ 厚みが増えます。
厚みが増えるというコトは浮き分も増えます。
全部を重ねて裏に折り、布端がそろう分量が必要な浮き分です

レースのつけ方の浮き分


マチ針で止めます。

ちゃんと役割を果たしません。講習会の時によく感じました。

端から3mm位の位置を縫います

縫い合わせると浮き分があるので、クチが かなり開いたような感じです。

一見、開きすぎ??と思っても
完成後は縫い代が後ろ側へ回るので・・・

仕上がり時にはピッタリした感じになります。
なので・・・ 浮き分を入れないと?マチの方に シワやたるみができます。

浮き分は縫い代の倒れる方向次第です。
絶対必要・・・ という ワケではありませんので~

マチにポケットをつける場合、ちょっと思い出してみて下さい


同じ型紙でもちょっと 切り替えを入れたり
レースをつけたり?? どんどんアレンジ可能です~

次回はファスナーのつけ方です。
このポーチの形は、ファスナーはつけやすいです

手縫いで ラクラク~

作り方の ** もくじ **


型紙販売は コチラにて





