(その7)折込み方式アップリケ 縫い方&裁断
アップリケ講座 7回目
折り込み方式のアップリケ・続きです


今回はアイロンで型紙通りに折った続きからです


布の折り方の説明はコチラ



ここまでの作り方はコチラ


ツリーのモチーフのアップリケは説明の布とは、色柄が異なります。


木の幹のパーツをまち針で止め、たてまつりで縫いつけます。

土台布は周りの布が少ないと縫いづらいので
アップリケ終了後に カットします。

あまり太い針や長い針を使用すると布が針に引っ張られて伸びてしまうので
カーブや折り端のラインがきれいになりません。

下の布端はアップリケ終了後に縫い代をカットするので
結び玉の糸を切り落としてしまう可能性があるので、内側から縫い始めます。

糸も針同様、あまり太いと仕上がりがキレイになりません。
普通地用のミシン糸 1本どりぐらいで

実際はアップリケの布の色に合わせた糸を使用します。
布端では玉結びは避けた方が無難なので、ぐしぬいで進みます。

たてまつりの縫い方 はコチラ



ここからは 葉の部分のパーツの縫い方です

そのままでは縫い代が多すぎて、厚みでゴロゴロしてやりづらいので
カットしてから仮止めします。






縫い代は切り落としすぎると布端がほつれてキレイにできません。
飛び出している部分を切り落とす位がやりやすいです。

端が広がった状態だと位置が探しにくいので
待ち針で折って止めておきます。




カドの部分に針を出し、また同じところを細かく すくう感じです。

飛び出した縫い代は針先を使って土台布側に折込みます。

縫い目が粗いとほつれた布端が飛び出すので、角は細かめに・・・




1段目の完成です



2段目、3段目も同じように縫います。


カーブの部分は縫い代が多いとカクカクするので、少なくカットします


3段目は上のカドからスタートします。
どこもカドになるパーツは、角度が広い部分からスタートします。

実際はアップリケ部分と同じ色の糸で縫います


縫いつけた後は土台布がビリビリするので、裏からアイロンで整えます。

表からアイロンをかけるとテカリが出たり、こげたり・・・

金のプリントなどは色が溶けるコトもあるので、ご注意ください。


極端に縮んでいる場合は、修正後にカットします


土台布の裏側に出来上がり線を入れます。

最初に使用していた「縫い代つきの型紙」をくり抜いて使用してもOKです。


実際は中央部分にハウスのアップリケがあります




次回は、ハートのアップリケの縫い方です


切り込みの入れ方や、カーブのきつい部分の形のつけ方・・・など




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